ねむり姫 IN THE CITY


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ねむり姫 IN THE CITY
01_Now & Then
02_SHAKE
03_ドメスティック
04_T.P.
05_Telephone Line
06_缶詰
07_おせっかい
08_No Reply
09_糸電話

01_Now & Then
今は昔の物語 お姫様を迎えに行くよ
気障なセリフときび団子 楽器にぶら下げて迎えに行くよ

あの子の羽をむしるのはやめにしてくれないか
あの子の羽に包まれて眠るのが好きなんだ

大きなつづらと小さなつづらと あの道この道
忘れてしまうよ
なくしたギターは金のギターですか 銀のギターですか
俺はこれでいいよ

あの子に夢を見せるのを俺の仕事にしたいよ
あの子の夢に紛れ込んで眠るのがすきなんだ
あの子に夢が見せたくて俺は仕事がしたいよ
あの子の夢で縛りつけて眠らせてほしいんだ

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02_SHAKE
寒くてたまらないから さびしくてたまらないから
冷たくてたまらないから 辛くてたまらないから

惨めな気持ちになる前に この手をそっと握ってくれよ
一人でしなくていいように 君の手で握ってくれ

会いたくてたまらないから 会うことが叶わないなら
会えなくて構わないから 諦めてしまえないから

惨めな気持ちになる前に この手をそっと握ってくれよ
一人でしなくていいように 君の手で握ってくれ
雪が降ってしまう前に 雪解けの音を聴こう
背伸びをしなくていいように 君の手で握ってくれ

耳元で口元で指先で触れ合って
つまづいてつま先で鼻先でこじあけて
色合いは混じりあいぶつけ合う匂いの花を
ちりばめてぶら下げて確かめて

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03_ドメスティック
TVではどうでもいい無駄な知識を
繰り返しひけらかし無邪気なもんだな
君も笑った
平凡でつまらない退屈な日々を
それなりに楽しめるようになったのは
君のお陰か

ああ今僕が知っておくべきなのは
争いごとやスポーツじゃなくまつりごとでもなく君

英会話 政界や角界やアイドルたちの
醜聞が新聞や伝聞をにぎわしている
窓も開けられない
情熱を失ったアスリートの肖像画
もう一度立ち直る気力を与えてくれ
君はお出かけか

ああ今僕が知っておくべきなのは
争いごとやスポーツじゃなくまつりごとでもなく君
ああ今君が知っておくべきなのは
殺人や強盗 動物じゃなく世界に切り捨てられた僕

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04_T.P.
時計の針を廻して君に会いに行こう
時空の軸をゆがめて君に会いに行こう

つかまるのかな 消されるのかな
タイムパトロール 見張ってる

時計のベルトゆるめて 君の細い腕
誰も邪魔しないように 遠くへ連れてゆこう

つかまるのかな 消されるのかな
タイムパトロール 見張ってる

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05_Telephone Line
君の声を聴くと僕は涙が出ちゃいそうさ
意味のない世界に生きているんだもの
君の小さな耳に僕が飾りをつけるとき
君の眼に真珠の玉が浮かんでくる

もう行かないで 一人じゃつまらないことは
君も知っての通り
氷の世界 春を待つ小動物の夢にそっと忍び込んだ
身近なとこから溶かしてあげるよ 熱い息で指で

君の声を聴くと僕は涙が出ちゃいそうさ
意味のない世界に生きているんだもの
君の小さな耳に僕が飾りをつけるとき
君の眼に真珠の玉が浮かんでくる

Telephone Line

望みかなえて二人で誓い合ったあとは
君も知っての通り
炎の世界 夏を待つ草花の色は僕が塗っていたんだ
苦手なとこから認めてあげるよ 君を受け入れるよ

君の声を聴くと僕は涙が出ちゃいそうさ
だけど泣かないのは格好つけているんだもの
君の小さな指に僕が命をあげるとき
僕の眼に無数の僕が映っている

電話をかけてくれよ 今日は不安で壊れそうさ
電話をかけてくれよ 僕のハートを盗んでよ

Telephone Line

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06_缶詰
缶切りでキコキコと開けちゃった
君の缶詰を食べちゃうよ
毎日食べても飽きないよ
君の缶詰 ああ おいしいよ

サンドウィッチに パスタに そのままでもいいみたい

君のことをおいしく食べちゃった
君のことを骨まで全部ね

勘違いしていただけなのかい
始まりのことなんて忘れたよ
キャンベルスープかオイルサーディンか
君の缶詰が並んでいる

夕食に ランチに 朝からでもいいみたい

君のことをおいしく食べちゃった
君のことを骨まで全部ね
君のことを欲しくて欲しくて
君のことを骨まで愛して

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07_おせっかい
君のことを考えて歩いていたんだ
おせっかいを焼きながら歩いていたんだ
君の笑顔思い出し眠れなくなった
可能性が薄い肌 染め上げていった

僕は君の柔らかいとこに土足で踏み込んで

僕は君のことが好きだよ
君のことも好きだ
僕は君のことが好きだよ
誰よりも好きだ

僕は君と腕組んで歩いていたんだ
そんな夢を見たような 見なかったような
君の靴も服装も覚えているよ
忘れたって覚えてる 思い出してやる

川のそばの柔らかい草に腰を下ろしながら

僕は君のことが好きだよ
君もそうだといいな
僕は君のことが好きだよ
続いてくといいな

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08_No Reply
ねぇ 聴こえるかい? 俺のこの歌が
ねぇ 眠れるかい? 一人きりの部屋で
心配してしまうんだ 返事を聞かせてよ

夕焼け小焼け 流れる雲の下で
君と影法師 伸ばしてみたいんだよ

ねぇ 聴こえるかい? 君のその声で
本当のことなんか 神様にまかせておけよ
心配してしまうんだ 返事を待っているよ

冷たく冷えた氷のような指で
俺の背中をなぞって欲しいんだよ
研ぎ澄まされたナイフのような指で
俺のバターを溶かして欲しいんだよ

分からない
今ここにいるだけ

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09_糸電話
君の気持ちは分からないけど
糸電話のようなものでつながっている
どんぐりが交じった落ち葉を踏みつけて
君の秋色のマフラーに見とれて

君を守りたい 君を救いたい
君を守りたい このままじゃもう駄目だよ

軽はずみだっただけかも知れないけど
嘘なんかじゃないことぐらい分かるよ
ペンキを手に入れた 街中に塗りつけて
君が恋しかった色合いに染めるよ

君を守りたい 君を救いたい
君を守りたい そのままでいちゃ駄目だよ
君を照らしたい 君を隠したい
君を救いたい このままじゃもう駄目だよ

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