NIGHT MUSIC


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NIGHT MUSIC
01_叶わないのかな
02_まやかしの街
03_こぼれたミルクは戻らない
04_ビデオ・テープ
05_現実と花びら
06_午前3時
07_アート・スクール
08_SUMMER MADNESS
09_BAD GIRL
10_サーカスの女王様
11_BLACK ROSE
12_NIGHT MUSIC

01_叶わないのかな
君と一緒にいたいよ 君の話が好きだよ
君の声を聴くのは 叶わないのかな
君のそばにいたいよ 君の匂いが好きだよ
見てるだけでもいいよ 叶わないのかな

恥ずかしいことは 恥ずかしいことなのかな
君が求めるものと 何が違うというのかな

君と一緒にいたいよ 僕は幸せだよ
距離は埋まらないよ 叶わないのかな
外はまだ寒いよ 時々ひどく暑いよ
調子は上がらないよ 叶わないのかな

大人になるってことは 汚く枯れることかな
想像力の無さを 誰かの罪にするのかな

僕は君が好きだよ 君のそばにいるよ
それは変わらないよ 叶わないのかな

ガラスのまぶたを開けて 絵の具をそこに絞って
君が見たこともない 世界をそこに映したい

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02_まやかしの街
そんな悲しい顔はしないで 君の笑った顔が好きなんだ
一日でも長く知りたいんだ君を 特別な計らいを見せて

地図を広げた上で夢見て 君と辿った軌跡を浮かべて
現実には遠く 想いは届かないんだ 切実な願いを見てて

夕べ見たまやかしの街が 夢の中でも浮かぶ

一日でも長く知りたいんだ君を 特別に見逃して欲しい
現実には遠く 思いは青臭いんだ ありふれた気持ちを見てて

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03_こぼれたミルクは戻らない
余計なことと知りながら やめられないよ
一人でいると淋しくて頼ってしまう

ソフトクリームを垂らす君の指の形が忘れられない
相当狂ってる俺の気持ちと こぼれたミルクは戻らない

夜のトンネルをくぐり抜けると 君に会えるよ
明日の喜びを増やしたくて 無理してしまう

ソフトクリームを食べる君の舌の色味が忘れられない
そっとさしのべる俺の気持ちと 壊れたラジオは変わらない

そっとクリームを垂らすように 今日の記憶が昨日になる
それを黙って見てられない こぼしたミルクは戻さない
それを黙って見てられない こぼしたミルクは戻さない

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04_ビデオ・テープ
君の家の近くのカフェで時間を潰して
雨が上がるのを待ちながら 君が来ないかって思ってた

君がビデオ・テープを巻き戻して返しに行くのを見たい 見たい
君がいつも見せない油断しきった顔を見せるのを見たいって思うんだ

厳しいところや優しいところが層を成すのがとても好きだな
迷う心は雨に打たれてすぐに分かるくらい熱を上げてる

君をビデオ・テープに映し出して繰り返し見たい 見たい
君が僕に見せない全て許した顔を見せるのを見たいって思うんだ

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05_現実と花びら
君が欲しいというなら 僕が見つけてあげる
君が欲しいというなら 僕が作ってあげる
何も面倒くさくない

君が嫌だというなら 僕が代わってあげる
君がやめるというなら 僕が続けてあげる
何も理由にならない

現実での一度きりの過ちでも構わないよ
現実には君が笑う 花びらは渇いたままなんだ

夢を見たいというなら 僕が探してあげる
有名になりたいのなら 僕が育ててあげる
いつも喜ばせたい

君のコンプレックスは 僕にはチャーム・ポイント
君を見ていることが 僕の生きがいだから
いつも伝えてあげたい

現実だろうと夢だろうと そばにいれば構わないよ
真夜中でも明け方でも 花びらは渇いたままなんだ

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06_午前3時
僕は怖いことを見ないように 見ないように
君と一緒にいたいから
僕は怖いことを見ないように 見ないように
楽しいことだけしたいから

休日に君がしてることを 知りたくないよ
休日に君がどこにいるのか 知りたくないよ
休日に君が食べるものも 知りたくないよ
休日に君が話すことを 知りたくないよ

眠れない 午前3時

僕は怖いことを見ないように 見ないように
君のことが好きだから
僕は怖いことを知ってるのに 知ってるのに
知らないふりをしてしまう

休日に君が見てるものを 知りたくないよ
休日に君が過ごす時間 知りたくないよ
休日に君がかける電話 知りたくないよ
休日に君がつかうお金 知りたくないよ

眠れない 午前3時

僕は暗い道を歩いていく 歩いていく
君は明るい道を行く
僕は君の周りを照らし出す サテライト
重なることも 交わることも
頷くことも 始めることも
深まることも 呼び合うこともないままに

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07_アート・スクール
ルネッサンスの石膏像より 堂々とした君さ
人に見られるってことを良く知っている
フォトジェニックな君のことを 写真に納めたい
唇をちょっと尖らせて 惑わしている

写真の中の君の眼が僕を見つめている

君が知りたいことを教科書なしでも教えられるのに
君が知りたいことを居残りしたって教えられるのに

水門のある川のあたり 君と散歩をしたい
嫌なことは全部忘れて笑っていたい
音楽のこと知らない君に 得意科目教えたい
60年代のマジックで夢中にさせる

スピーカー越しに君の眼が僕を見つめている

君が聴きたいことを レコード無しでも教えられるのに
君が聴きたいことを 居眠りしたって教えられるのに

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08_SUMMER MADNESS
君からそんなに悲しい話を聞かされちゃ
何とかしようって頑張る気持ちになれないよ
君の体に嫌いなところはひとつもない
君の心には僕のつけいる隙も無い

時間ばかりが無駄に与えられているようで
本当のことを言うには余計な知恵が身についてる

夏の思い出 SUMMER MADNESS
君の腕に光る汗
夏の思い出 SUMMER MADNESS
街の方から聞こえてくる花火

君の素敵なところを記録に納めたい
誰にもされたことのない やり方できるから
君の体に嫌いなところはひとつもない
君の心を開いてパイロットになりたい

時間が経つのに少し焦らされているようで
本当のことを言うのに余計な小細工はいらない

夏の思い出 SUMMER MADNESS
君の夢にたまる雨
夏の思い出 SUMMER MADNESS
君と僕をつなぎとめてる花火

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09_BAD GIRL
君はあまりにも綺麗過ぎて 案外本当のこと言われないのかもね
君があまりにも優しすぎて 僕は君のこと嫌いにはなれないよ

BAD GIRL 君のせいで歌が歌えないよ
BAD GIRL 君のせいで夜も眠れないよ

君の情熱は激しすぎて 近づくだけでもう火傷しそうなほど
僕も占いを覚えられたら 君の手をとって生き方を教えるのに

BAD GIRL 君のせいで 街が燃えているよ
BAD GIRL 君のことで 何も手につかないよ
BAD GIRL 君のせいで 歌が歌えないよ
BAD GIRL 君のせいで 全て台無しだよ

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10_サーカスの女王様
ベッドの奥で一人きりの時間 喉の奥で甘い歌を歌った
ビルからビルへ飛び移れるほどの 跳躍力で君の部屋に入ろう

1メートル74センチの動物を飼いならす
自分のことは持て余す サーカスの女王様
観客の期待と不安を逆手にとって飼いならす
自分のことは見失う サーカスの女王様

白い肌は大理石のようさ ライオンも君を傷つけようとはしない
昼から夜へ表情を変えながら 燃えるサファイア 誰も手に入れられない

1メートル74センチの動物を飼いならす
自分のことは持て余す サーカスの女王様
観客の期待と不安を逆手にとって飼いならす
自分のことは見失う サーカスの女王様

間違いなく今世紀最高の驚きを僕にくれるよ
君のこと大切にさせてよ サーカスの女王様

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11_BLACK ROSE
君が指を通した 髪が風に舞った
その行方を見てた 夢の中へ 夢の中へ
退屈なことでも 楽しそうに話す
君の能力が好き 離れないで 離れないで

いつも君を見てた やめるときも 眠るときも
不可抗力っていうか 悪いけど 悲しいほど

BLACK ROSE このままじゃ夜も眠れない
BLACK ROSE 一人でも十分綺麗だけど
BLACK ROSE 君だったら目に入れても平気
BLACK ROSE そこにいてこの続きを見させて

君が袖を通した ドレスが風に舞った
黒い薔薇のようだった 夢の中へ 夢の中へ
言えない言葉が残った 刺のように刺さった
君の存在が好き 離れないで 近くにいて

BLACK ROSE わがままな君で構わない
BLACK ROSE 夜の闇 僕が終わらせるよ
BLACK ROSE 君だから手に入れてしまいたい
BLACK ROSE そこで見続けるのかい?

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12_NIGHT MUSIC
君を守るために 生まれてきた言葉
君を守るために 生まれてきた音楽
君を守るために どこまでできるかな
君を守るために 生まれてきた僕さ

もう二度と 戻れない 戻らない
もう二度と 遠くへ行きたくない
もう二度と 夜の谷 落ちたくない
もう二度と 鍵は渡せない

君を照らすために 生まれてきた太陽
君を照らすために 燃え尽きてく夕焼け
君を包むために 広がっていく星空
君を包むために 作られてる音楽

もう二度と 離れない 離したくない
もう二度と クリアにはならない
もう二度と そんな気分させたくない
もう二度と 渡すつもりはない

NIGHT MUSIC

夜 走る 君の中
夜 眠る 君の中
夜 燃える 君の中
夜 遠く FMを飛ばすと

NIGHT MUSIC

この街も変わってゆく 友達も変わってゆく
この気持ちは変わらない むしろ強くなってく
この道は続いてゆく どこまでも続いてゆく
この気持ちも続いてゆく そして強くなってゆく

NIGHT MUSIC 僕を許して
NIGHT MUSIC 僕に許して
NIGHT MUSIC 僕を許して
NIGHT MUSIC

NIGHT MUSIC 君を許して
NIGHT MUSIC 僕に許して
NIGHT MUSIC 全て許して
NIGHT MUSIC

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